リフォーム簡単。アウトセット引戸
話は変わって今回は引き戸についてお話しします。
扉には大きく分けて2種類があります。
ひとつは「開き戸」(ドア)。もうひとつが「引き戸」です。
開き戸は開閉の際に身体を前後に移動させるため、ある程度のスペースが必要なうえ、ドアにぶつかったり車椅子では開閉が大変であったりと不便な点があります。
そのような場合は、開き戸を引き戸にリフォームすることができます。
アウトセット吊り戸(写真①)なら、大きな工事が不要で取付けも簡単です。
ドアを上から吊る構造なので、足元に段差がなく、お年寄りのつまずき防止や車いすでの出入りもスムーズです。床に溝がないのでお掃除がラクなのも魅力のひとつです。
既存のドアパネルを利用して引き戸に改造する商品を使えば価格を抑えることもできます。
引き戸の控え壁(写真①)が設置できないトイレなどには、中折れ戸(写真②)や引込み戸を取り付けます。
開閉スペース(写真③)は開き戸の1/3なので、身体の不自由な方には負担が軽減されます。
ご自宅のバリアフリー化を検討する際には、おすすめの扉です。
また、お風呂(システムバス)にも引き戸はオプションで選ぶことができます。